M1855 リボルビングライフル(Ref:1188)
コルト社の開発したリボルバー式ライフルです。
小銃の連射性能を上げるための試行錯誤の中で生まれた一品で、当時は戦場で活躍したそうですが
撃つ際にシリンダー部の前部へ漏れる発射ガスが、銃身を支える手に直撃して火傷をしてしまう問題や
装填速度の問題もあり、内蔵マガジン給弾方式に勝てずに衰退した形状です。
尚、この銃ができた当時は薬莢式弾薬がまだ普及していないため、雷管(火薬)と弾を別に装填する仕組みになっています。
シリンダーの後ろ側の窪みは雷管を取り付けるための窪みで、銃身の下についているレバーは
シリンダーの中へ弾丸を押し込むためのギミックとなっています。
装弾ギミックについては文章や写真ではわかりにくいので、興味のある方はyoutubeで
本物(実銃)の動画がありますのでそちらを参照してみてください。